開催概要
製造業において、ソフトウェア開発の重心がハードウェア主体の大規模・サイロ型開発から、SaaSをはじめとするアジャイル型の継続的開発へと急速にシフトしています。
この変化は組織・体制・文化のあり方そのものを問い直し、多くの開発現場が以下のような課題と向き合っています。
| アジャイル体制への移行 | 数百人規模のサイロ型開発から、PO と開発チームが一体となるアジャイル体制へどう移行するか |
|---|---|
| スクラム推進 | スクラムを全社展開するうえで、品質・安全・ハード連携など製造業特有の制約とどう折り合うか |
| 内製開発組織の立ち上げ | 内製開発組織をゼロから立ち上げ、品質と速度を安定させるチームをどう育てるか |
本イベントでは、こうした課題に正面から取り組んできた島津製作所・リコー・村田製作所からキーパーソンの皆様にご登壇いただきます。
サイロ化された大規模開発からアジャイルへの移行の歩み、スクラム推進における全社的な取り組みと現場の試行錯誤、内製開発組織のゼロからの立ち上げとチーム育成、そしてプロダクトオーナーと開発チームが一体となるワンチーム体制の構築について、各社の実践知としてお届けします。
また、今後はAIの活用が避けて通れない状況にあることを踏まえつつ、開発プロセスに取り込む内製開発の試みについても、今後の展望を交えてお伝えします。
製造業のソフトウェアエンジニアリングを次のステージへ牽引するリーダー・実践者の皆様が、翌日から現場で活かせる具体的なセッションをお届けします。
開催場所
2026年6月30日(火) 18:00〜20:30(17:30開場)※懇親会 19:30〜20:30
完全無料 ※事前登録制
ハイブリッド開催
・オンライン参加:ZOOMウェビナー
・現地参加 ※注意事項をご確認ください。
ファインディ株式会社 イベントスペース
〒141-0032 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階
タイムテーブル
オープニング
製造業ソフトウェア開発におけるアジャイル推進と実践 ─ 組織の土台づくりから分散開発での工夫・AI活用まで ─
・株式会社島津製作所 総合デザインセンター 設計推進ユニット 開発プロセス変革グループ 主任 冨澤 京介氏
・株式会社島津製作所 分析計測事業部 ITソリューションBU 主任 内林 光優氏
製造業のソフトウェア内製開発におけるアジャイル(スクラム)導入事例を、全社推進と現場実践の二つの観点で紹介します。全社推進では、ウォーターフォール前提の組織に対してスクラムをどのように浸透させたかや、推進過程で得られた知見をお伝えします。現場実践では、チーム運用の工夫、スクラム実践の課題と対策、AI活用の可能性について経験にもとづいて紹介します。
ハードウェア主軸の企業文化の中で、アジャイルなSaaS開発を現場でどう形にしてきたか -その実践知とAI活用展望まで-
・株式会社リコー デジタルビジネスイノベーション事業部 アセット開発センター トレードエコシステム開発室 室長 小林 寛氏
ハードウェア主軸で大規模・サイロ型の開発を進めてきた企業文化の中で、新しく取り組むSaaS開発にアジャイルな進め方をどう持ち込み、現場で形にしてきたのか。リコーで当時開発チームリーダーを務めた立場から、企画(プロダクトオーナー)と開発が密接に連携し、ワンチームで意思決定しながら開発を進める体制をどのように作っていったのか、その過程での悩みや試行錯誤を交えてお話しします。既存の開発文化や役割分担とどう向き合ったのかという現場のリアルに加え、生成AIやAI駆動開発を今後どのように取り込もうとしているのかについてもご紹介します。
内製開発の立ち上げから生成AI駆動へ 変革の実践と展望
・株式会社村田製作所 共通基盤技術センターシステムデザイン部 シニアマネージャー 森 悠介氏
新規事業開発を加速するための内製開発チームをゼロから立ち上げ、現在20名規模へと成長した組織づくりの実践知をお伝えします。そして組織的に取り組んでいる生成AI駆動開発のリアルな話。仕様駆動開発ツール「Kiro」導入による商用プロダクトの生産性50%以上向上など、製造業における次世代ソフトウェア開発の可能性をご紹介します。
QAセッション
クロージング
懇親会
イベント終了後、現地参加者の方は登壇者ならびに来場者の皆さまとの懇親会を開催します。
※内容は予告なく変更になる可能性がございます。
このようなお悩みがある方におすすめ
登壇者
冨澤 京介
2020年に島津製作所に入社。ソフトウェア開発のプロセスや基盤の整備、技術支援に従事。全社横断のソフトウェア開発体制強化プロジェクトにコアメンバーとして参加し、アジャイル開発(スクラム)の導入を推進。現場の伴走支援やガイドライン整備に注力。また、自身もスクラムマスターとしてチームの開発や改善活動を支援。現在はソフトウェア以外も対象とした開発プロセス変革に取り組む。
内林 光優
2020年に島津製作所に入社。ネイティブアプリの保守・不具合対応を経て、実装リーダーとして機能改良を担当。分散/オフショア体制でのWebアプリ開発に技術支援として参画し、以降はプロダクトオーナーとテックリードを兼務しながらWeb・ネイティブ双方のアジャイル開発を推進している。最近は趣味で生成AIを活用したナレッジマネジメントと業務効率化のためのエージェント構成を検証・構築中。
小林 寛
2004年にリコー入社。MFP組み込みコントローラのシステム制御系ソフトウェア開発、プロジェクターNW機能の新規開発・組み込みLinux化を担当。その後、新規事業探索やPoC活動を経てクラウドアプリ開発に従事。現在は、請求書・納品書など企業間取引の帳票業務をデジタル化し、法対応と業務効率化を支えるクラウドサービス群の開発を率いている。
森 悠介
SIerを経て、2012年より村田製作所にて、SCM基幹システムの開発・運用を担当。2019年からはIoTを中心とした新規事業の企画・開発に従事。内製アジャイル開発体制の立ち上げを主導し、生成AI駆動開発を組織的に推進。開発生産性の向上と新規事業創出に貢献している。
主な申込対象
注意事項
- 本イベントはハイブリッド開催(オンサイト・オンライン同時開催)となります。
- 現地参加(オンサイト)は、ご所属組織においてチームリーダー以上を基準とした、リーダー職およびマネジメント職のみを対象としています。
- 事前申し込みなしでの現地へのご来場はご遠慮ください。いずれの場合もオンライン参加をご案内させていただき、当日のご来場は受付にてお断りいたします。
- 当イベントの内容およびスケジュールは、予告なく変更となる場合がございます。
- 競合企業およびその関連会社、同業他社、個人、営業・コンサルタントの方からのお申し込みについては、ご希望に添えない場合がございますので、あらかじめご了承ください。
- イベント参加時に入力いただいた情報は、以下に基づき扱います。
- ファインディ株式会社:https://findy.co.jp/privacy/
主催
ファインディ株式会社(Findy Inc.)
〒141-0032 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階
2016年7月1日
2016年に創業したファインディ株式会社は、「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」をビジョンに掲げたスタートアップです。エンジニアスキルや生産性の可視化する独自技術をもとに、IT/WebエンジニアのHR事業「Findy」「Findy Freelance」、開発ツール選定サポートの「Findy Tools」、そして経営と開発現場をつなぐAI戦略支援SaaS「Findy Team+(チームプラス)」を展開しています。
Findy Team+事業部 イベント運営事務局
ft-marketing@findy.co.jp
※不明点などございましたら、上記のメールアドレス宛にご連絡ください。